ブログを始めて10冊目。節目の今回ご紹介するのは、私がこのブログを始める大きなきっかけをくれた三宅香帆さんの新著、『話が面白い人は本をどう読んでいるのか?』です。
| 「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか (新潮新書) [ 三宅 香帆 ]価格:1078円 (2026/4/12 21:11時点) 感想(5件) |
この本は、テクニックとしての「読み方」というより、本の内容をどう捉え、どう咀嚼するかという「思考の型」を教えてくれる、まさに私の机の横に常に置いておきたい一冊でした。
読書感想文の「究極の見本帳」
本書は、三宅さんがこれまで執筆してきた膨大な書評を5つのテーマに分けて紹介しています。端的に言えば、プロによる「読書感想文のまとめ本」です。
アウトプットの方法を学びたい私にとって、これほど贅沢なインプット用教材はありません。小説、映画、アニメ、新書まで幅広くカバーされており、本を紹介する本としても非常に魅力的です。
言語化の先にある「概念」の結びつけ
私がこのブログを始めた理由は、本を読んだ時の感情をしっかり記録したいと思ったからです。自分だけで完結させるとついサボってしまうので、あえて「ブログ」という外に向けた形を選びました。
しかし、いざ書こうとすると、感じたことをどう言葉にし、どの概念と結びつけるかが非常に難しい。 本書には、その「見本」が多数収録されています。「こんな切り口があったのか!」という発見の連続で、自分の思考の引き出しがどんどん増えていくのを感じました。
新しい世界への「招待状」
普段、私たちは好きな作家やジャンル、あるいは本屋で偶然見つけた本を読みがちです。でも、それだけだと世界が限定されてしまいます。
「書評のプロ」がどんな本を選び、どこに注目しているのかを知ることは、自分一人では一生出会わなかったであろう新しい世界を知るきっかけになります。
まとめ
「感想を書きたいけれど、どう書けばいいかわからない」 「アウトプットの質を上げたい」
そんな悩みを持つ方に、ぜひ手にとってほしい一冊です。この本を横に置きながら、私も一歩ずつ、自分だけの言葉を紡いでいこうと思います。
おすすめ度:★★★☆☆(3.5) ※書評の「型」を学びたい方、次に読む本に迷っている方に。
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